広告とマーケティングの間

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cciとかDACみたいなメディアレップが中抜きしかしない理由

電通博報堂は何もしないで中抜きだけして。という記事が注目されてますね。

僕はずっとWEBの業界で広告関係の仕事をしているだけなんで、電通とかHDYの名刺を持って、偉そうにしているcciとかDACの社員としか仕事をしたことがないのでなんとも言えません。

だけど、1つ言えることは、cciとかDACの出向者はたいした仕事もせずに、中抜きばっかりしてますわ。

でもね、そもそもメディアレップってそーゆーもんだと思うんだよね。

俺が考えるメディアレップの仕事って、いかにリスクを取ってイケイケの媒体社の枠を押さえて(場合によっては買い切って)
「うちを通さないと、この広告枠は買えませんよ」
とかをやることなんだよね。

そのリスク代だから基本的には何もやんなくてもいいじゃんって話で、媒体社的にも、メディアレップが枠をある程度買い切ってくれれば売りに歩く必要も少なくなるから、人件費が削れるわけ。

テレビのあの枠は電通でというのと一緒。(よく知らないけど)

買い切り枠って今はやってるのかわかんないけど、Yahoo!、MSN、ニコニコ、mixi、新聞系、ameba、TwitterYouTube、ハフポ。

とにかくユーザーがつきそうなメディア枠は一通りcciDACで買い切り合戦してたよね。
まぁそれで死んでいったmixiとかもあるけど。

だから俺的にはメディアレップは何もしなくてもいいと思ってるよ。

ただ、腹立つのはメディアレップに関してはメディアの方を向いてますとかいうくせに、全然見てないんだよね。
買い切りという意味で見てるだけ。

新しい枠の提案があるとしても、単純にここにあるとCTRが高そうというイミフな理由だけ。

メディアの方を向いているなら、もっとそのメディアを使ってみなよ。もっとどういうユーザーがいるのか、どういう話題で盛り上がっているのか、もっとそのメディアの事を知ろうとしないとダメだと思うよ。

はっきり言って、今までに何十人もメディアレップの担当者見てきたけど、それをできる奴はいないね。

長澤さんとか、新生cciはやたらと媒体目線をアピールしてるけど、全然だからね。

まぁ1人で150媒体も担当してたら無理か。