広告とマーケティングの間

広告とマーケティングの間の話をメインにします

もう代理店事業はキツイんでないか


これを見て改めて思った。

昔から代理店事業は粗利率が悪いからキツイとか、売上だけ上がって利益が全然出ないとか、サイバーエージェントが某ナショナルクライアントに利益率1%で提案して、セプテーニが0.8%で提案して取ったらしいよ、とか色々と代理店やめようよ論は聞いていたが、やっぱり代理店事業はキツイんだな〜。

今回のオプトだって、プライベートブランドとか言ってるけど、要は自社メディアとか、自社開発のツールとかの、比較的利益が確保できる商材のシェアを増やしていきたいよって話だよね。

しかも、ネット専業代理店が考えそうな、コンテンツの質はクソでただ動画のインベントリだけ増やしたいから、動画メディア作っとけ的な。

こーゆーのって一時的にはユーザーが付くかもしれないけど、絶対に長続きしないよね。

なんで代理店がやる、似非メディアって流行らなくて、すぐに潰れるんだろうね。

その辺をもう一度考えないと。
それは自分自身でも。

代理店の自社メディアで成功したのって5秒ぐらいしか考えてないけど、Ameba以外にないと思うんだよ。

よく、代理店のホームページとかみにいくと、広告代理事業と一緒に一丁前にメディア運営とか書かれてるんだけど、全然知らないし、明らかにユーザーがいない感じがするんだよな〜。

アレ逆効果だと思うけど。

あと最近増えてるのは、制作会社によるオウンドメディアね。
これもまたどこの主婦が書いたんだかわかんない質の低い記事が大量に上がってる。

みんな利益が云々とか言ってんなら、本気で自社メディアとして、立ち上げて本気で取り組まないとダメだと思うよ。
しかも代理店脳でここに広告枠入れられるんじゃない?みたいな感じで入れてって過疎っていくんだろうから、しばらくは広告とか考えずに、本気でユーザーのこと考えてみたら良いと思う。