広告とマーケティングの間

広告とマーケティングの間の話をメインにします

もう媒体の価値とかそんなもんどうでもいい時代なんですかね

最近各社でアウトブレインとかpopinとかログリーとかのレコメンド枠にある広告(あえてインフィード広告とかネイティブ広告とか言わない)に自分達の記事広告をセットにして、しかもPV保証しちゃいますみたいな商品あるよね。

http://www.mediagene.co.jp/pdf/lifehacker_data.pdf

※34ページ目以降

しかも色々とヒアリングしてみると、そういうPV保証の記事広告を広告代理店は売るのが簡単だから、売りまくってるらしい。

もうこうなってくると、何でもアリだよね。コレありならWordPressとかでサクッとメディアっぽい体裁のものと、クラウドソーシングで頼んだゴミキュレーションコンテンツみたいなのを適当にアップしておいて(出来れば女性っぽい記事が良い)、女性系媒体です!記事広告は10,000PV保証で50万円です!みたいな感じにすれば売れるんじゃね?

記事の掲載先と誘導枠がまったく違うという。

そもそも記事広告ってさ

その媒体にいるユーザーにネイティブに見せる為にあるんじゃないの?
ユーザーに自然な体験として提供して、記事を閲覧してもらうことに意味があるんじゃないの?

PVなんてそのメディアの規模によるんだよ。
そのメディアの規模は、対象ユーザーの規模によるんだよ。

つまり、超ニッチな分野の媒体は当然ユーザーもPVも少ないんですよ。
でも、それに特化した層に当てたいなら効果的なわけですよ。PV単価は高くても。

それが、その媒体が規模が小さくてPV単価が高くなっちゃうから、アウトブレインから誘導かけて20,000PV、50万円です!ってなんの意味もないんですよ。

とそんなことを思った梅雨入りでした。