広告とマーケティングの間

広告とマーケティングの間の話をメインにします

ネイティブ広告ならなんでもいいんじゃねぇぞ

なんか最近は、なんでもかんでもネイティブ広告って言っとけば良いみたいな感じに媒体社も代理店もなってる気がするけど、そんなことねーぞ。

昔の記憶をたどってみ。

MSNトップページの今日得
niftyのトップテキスト
ocnのトップテキスト
BIGLOBEのトップテキスト

これら全部、今のグノシー的考え方ならネイティブ広告と言えるぞ。

昔の記憶をだどってみ。

これらのメニューはトップのニュースコンテンツのテキストが並んでいる一番下にひっそりとPRアイコンだけあって、一見ニュースの一部に見えたよな。


昔の記憶をだどってみ。

1週間で数千〜数万クリックされて、とにかく誘導はめちゃくちゃかかるけど、全然コンバージョン取れないとかで、一部のクライアント(今日得でいうとアンファーとかエモテントとか?)を除いて、みんな離れていったろ。

昔の記憶をだどってみ。

ISP系媒体のトップテキストなんて、根こそぎ直割で半額以下になってたよな。

これらと、今のネイティブ広告なにが違うんだ?オーディエンスデータを絡ませて、、、とかほとんど出来てないだろ。
ただ単にバナーでいうところのアドネットワークと一緒。

取り方によっては、バナーよりも広告臭がないから、コンバージョン率も下がる。クリックは稼げるけど。

なにが言いたいかというと、今巷で言われている(特にグノシー的な)ネイティブ広告なら、昔からあったし、みんな一通りそれで痛い目みてんだから、改めてネイティブ広告がどこに出ていて、そこのユーザーはどういうユーザーなのか、媒体の特性はなんなのか、そのネイティブ広告を見る時って、どんなモチベーションで見ているのかという部分をもっと考えようということ。

なんでもかんでも、ネイティブ広告って言っときゃいいんじゃねーぞ。