広告とマーケティングの間

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ハフィントン日本版の広告枠

ハフィントンポストの広告枠の買い切りについて思うこと

この記事

電通とか博報堂とかは昔っからテレビの広告枠を買い切る。
これはクライアントに対して、そこの枠に広告を出したかったらウチを通さないと買えないよというわけだ。

この総合代理店のやり方は当然、インターネット広告でも起こっている。
例えば、mixiのログイン画面は電通が買い切っているとか、MSNや朝日新聞の一部の枠はCCIとDACが買い切っているとか。とか。
数え上げると主要な媒体とかは結構ある。

これが起こるとどうなるのか?

CCIやDACは買い切り枠ばっかりを提案してくる。

これの何が問題か。

本来、広告主にとって、もっと言うと広告主に成り代わって、最適な枠や戦略を提案するのが広告代理店であり、メデイアレップだと思う。

だが最近の広告代理店やメデイアレップは自分達が買い切ってしまった枠を売らないと極端な話、赤字になるリスクを抱えているため、執拗なまでに買い切り枠を提案している。

その枠がクライアントにとって本当に最適だと思っていなくても、提案している。こんなんでいいのかよと思うが買い切っている以上は仕方が無い気もする。

もちろん媒体者側も買い切ってもらえば、数字が読みやすいし、営業工数もほぼかからない。良い事ばかりだ。

クライアントだけが無駄にさせられている事を知らずに出稿をし続けるのか。

もう買い切りとかやめて、みんながクライアントにとって良いものを提供する思考になればいいのに。

今日も代理店、レップへの営業頑張ろう。